完萬軍事政府は今後予定されているラテンアメリカ各国の訪問において、方向性を決める会議を行い、政治方針を確定させた。
この会議において江国軍事政府代表レオポール・サン・ルイ氏はこのようなスピーチを行った。
「偉大なるエターナルの公民よ! 世界に散らばる我らが同胞よ! 我々は今ここにエターナルの完全武装中立主義と第三世界国家としての確立を宣言する!」
エターナル=ピョコラット王国は今ここに外交的には第三世界国家としての確立を再度宣言すると共に完全武装中立を唱え、国内的には反政府組織の掃討を同時に指示した。
エターナル=ピョコラット王国は長い間共産主義・社会主義勢力を中心とする左翼ゲリラ組織(エターナル国家革命軍)に苦しめられ、実際にそれがきっかけで軍事クーデターが発生したが、今回のこの発言によって遂に掃討は現実のものとなった。
また、外交方針においてはこれまでの全方位中立的友好外交を継続させると発表し予定されている北朝鮮への訪問とラテンアメリカ諸国の歴訪を行うと発表した。
このニュースに対して王女は
「エターナルは過去の脅威から立ち上がらなければなちません。 我々にとっての一番の脅威は敵国ではなく’不安’なのです。」と発言しこの政策を支持すると共に、「民衆は改革の大海を政府の舵取りによって始めて乗り越えられると発言した。」
完萬日報